2024.05.27 手のひらサイズの4Kプロジェクター ハンドル付きで持ち運びしやすく 30日発売 LGエレ

「LG CineBeam Q」には角度調整ができるアームが付き、持ち運ぶ際のハンドルにもなる

モバイルバッテリーからの給電で投影もできるモバイルバッテリーからの給電で投影もできる

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、手のひらに乗る小型サイズで簡単に持ち運べる高精細4Kレーザープロジェクターを30日に発売する。本体には、持ち運ぶときにハンドルにもなる360度の回転アームが付き、自由な設置ができる。壁との距離に応じて50インチから最大120インチまでの大画面で高画質な映像が楽しめる。

 新製品「LG CineBeam(シネビーム)Q」は、超小型4Kプロジェクターとして、手のひらに乗るシンプルなデザインを採用。重さも1.49キログラムと軽量だ。

 本体につくスタンドアームは360度回転でき、アームの位置を調整すれば壁などに最適な角度で投影できる。「天井投影もできるため、寝室で寝ながら映像コンテンツを楽しんだり、キャンプなどで車の天井に投影したりできる」(マーケティングチーム安藤康夫課長)。

 自動台形補正機能も備え、壁に対して斜めに投影した場合でも自動で補正をかける。3チャンネルのRGBレーザーを使い、RGB色空間の規格「DCI―P3」の154%の色域と45万対1のコントラスト比による没入感のある映像を実現する。

 ネットフリックスやアマゾン・プライムビデオ、ディズニープラス、アップルTVなどのサービスにも対応。Wi―Fiやブルートゥースなどにも対応し、ブルートゥーススピーカーを2台接続すればステレオで音が聴ける。USBタイプCを実装し、65W以上のモバイルバッテリーへの接続で電源なしでも使える。

 新製品は30日昼12時から応援購入サービス「マクアケ」で先行販売する。一般販売価格は16万9800円だが、最速割だと35%引きの10万9800円(いずれも税込み)で購入できる。

(28日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)