2024.05.28 ダイキン工業、国内のエアコントップ維持 生産技術センター立ち上げ

23年度決算会見で、国内空調の手応えや長期展望にも触れたダイキン工業・十河社長

 ダイキン工業は、想定以上に厳しい市場環境の中でも、2023年度売上高、営業利益とも過去最高の業績を更新した。主力の空調事業も売上高、営業利益とも過去最高となり、国内空調事業も前年増で推移している。住宅用空調では、「うるさらX」など省エネ性に優れた付加価値の高い製品が健闘した。

 国内のルームエアコン市場は、23年度の出荷台数が前年割れとなり、その結果7年ぶりに900万台を下回る877万台に落ち着いた(日本冷凍空調工業会調べ)。...  (つづく)