2024.05.30 【掃除機特集】パナソニック セパレート型コードレススティック掃除機に注力 クリーンドックを採用

セパレート型コードレススティック掃除機(左からMC-NX700K/同NS100K/同NS70F)

 パナソニックは、クリーンドック(自動ごみ収集機能)を採用したセパレート型コードレススティック掃除機の普及に力を入れる。

 今期の最新モデルは機種数を3機種まで拡大し、先行して2機種を投入していたが、3月下旬からMC-NX700Kも加わった。

 「クリーンドックのある掃除機」として浸透を図るセパレート型コードレススティック掃除機は、大容量バッテリーモデルやフローリング特化モデルなど多様な使い方に合わせ、ユーザー目線で最適なスペックが選べる充実したラインアップで臨んでいる。

 ラインアップは、2021年10月に発売した初代MC-NS10Kの後継モデルとなるMC-NS100K、スティック時質量1.2キログラムとシリーズ最軽量を実現し、障害物に合わせて自由自在に変形する〝動くノズル〟を搭載したフローリング特化型の同NS70F、大容量バッテリー搭載で長時間運転を実現した同NX700Kとなる。

 使用シーンや家族、単身など世帯の状況に合わせ、最適な機種が選べるため、販促施策を強化し、需要をしっかり掘り起こしていく。

 3月から投入した長時間タイプのMC-NX700Kは、郊外の一戸建てのような広い住居の使用も考慮した長時間駆動バッテリーを搭載する。

 強モードで約10分、ロングモードでは30分以上使用できる。また、ナノイーX搭載で紙パック内を除菌、脱臭し、リビングに安心して設置できる、などの特長がある。

 性能面でのバランスがとれたNS100Kは前衛機種NS10Kよりもフローリングの掃除性能を高めた「フローリングの菌までふき掃除」を搭載。さらにクリーンドックの運転音を約4デシベル低減した。工具なしでバッテリーの着脱もできる。

 単身世帯やマンションなど広いフローリング面積での用途に適したNS70Fは新開発の「動くノズル」を搭載。ノズルの羽根の部分が左右に動き、部屋の隙間や家具の脚まわりなど隅々まで掃除できる。

 なお、掃除機本体のダストボックスなどの手入れやごみ捨てに負担を感じるユーザーニーズに応え、「ラクポイ構造」採用の紙パック式コードレススティック掃除機の新製品MC-PB60も今年2月末から投入している。