2024.06.18 ロボット犬「Spot」、東大オープンキャンパスに出展 会場内を自在に動き回る

キャンパスを闊歩する「スポット」

オプションのアームを装着したモデルもオプションのアームを装着したモデルも

投げられたモノを認識し拾う投げられたモノを認識し拾う

 米国ボストン・ダイナミクスが開発した犬のようなロボット「Spot(スポット)」が東京大学の構内を闊歩した。国内で同製品を販売する東北エンタープライズ(福島県いわき市)が、このほど開催されたオープンキャンパス「東大駒場リサーチキャンパス公開2024」(東京都目黒区)に出展。多くの人でにぎわう会場の中を自在に動き回った。

 スポットは四足歩行で段差のある場所や不整地でも軽快に移動する。搭載カメラで障害物を避け自律歩行するほか、タブレットで遠隔操作が可能。

 オープンキャンパスではスポットが遠隔操作で歩き回るだけでなくかわいらしい犬のようなしぐさで学外から訪れたおとなから子どもまで人気を博した。

 さらには階段ののぼりおりやオプションのロボットアームでモノを拾い上げるなど多様な機能も披露。担当者は「5キログラムまでのモノなら持ち上げられ、20キログラムまでのモノを引きずれる」と力の強さを訴えた。 (電波新聞/電波新聞デジタルで後日詳報します)