2024.06.24 古河電工と日亜化学が青色LDM発振器を開発 高出力で溶接時間短縮

5kW青色レーザーを用いた4ミリメートル厚銅のハイブリッド加工(左:上面図/右:断面図)

 古河電気工業と日亜化学工業は、従来比1.5倍以上の出力800W(コア径110マイクロメートル)の青色レーザーダイオードモジュール(LDM)を共同開発した。これらの光出力を光ファイバーのまま結合部品(コンバイナー)で1本の光ファイバーに結合させ、レーザー発振器に搭載することで、世界最高レベルの輝度および同社従来比2倍以上となる出力5kW(コア径300マイクロメートル)を実現した。

 1本の光ファイバーからレーザー光が出力されるた...  (つづく)