2020.05.27 【電設資材/関連製品特集】東芝ライテック、LEDとカメラ融合のLEDベース照明「ViewLED」強化
ViewLED
東芝ライテックは、LED照明と映像録画カメラを融合させたLEDベース照明「ViewLED(ビューレッド)」で、新たな需要を掘り起こす。高天井用も5月末から受注を開始予定など製品ラインアップも強化している。
ビューレッドは、照明として照らしながら、天井から俯瞰した映像を記録できるのが特徴。天井に設置されたカメラの映像は器具本体のマイクロSDカードに一時保存できる。
必要に応じてデータを別の記録媒体に移して確認できる。64ギガバイトの場合、1日8時間点灯で約12日間分を自動で録画可能だ。
カメラと照明器具が一体となっているため、カメラを設置するための専用録画機器やレコーダ、専用配線、電源工事などが不要。設置後はカメラの録画映像を無線LAN接続でスマートフォンなどから簡単に確認可能。
光源ユニットは、省エネ性能が高いLEDベース照明「TENQOO(テンクウ)シリーズ」を使える。
シーンや空間に合わせて明るさタイプや省エネタイプ、高演色タイプ、ランプ光色など多彩なラインアップから選べる。
ビューレッドもラインアップを拡充しており、防湿・防雨形も製品化。軒下といった施設屋外にも設置できる製品も登場している。
また、工場や倉庫での利用を狙った高天井用も製品化。ネットワーク対応による遠隔操作に加え、映像はローカルPCに接続するHDDに記録できる。
工場では作業の安全性確認などでカメラ設置に対するニーズがある。同社ではこうした需要を取り込みたい考えだ。