2024.07.01 TSMCが日本で好調 売上高41億ドル、AIやHPC向け製品拡大

TSMCジャパンの小野寺社長

 台湾積体電路製造(TSMC)は日本での事業が好調で2023年の売上高は41億ドルとなった。今後は人工知能(AI)、高性能計算(HPC)向け製品の拡大を見込み、日本の主力産業である自動車向けの高性能製品開発も前倒しする。6月28日、技術説明会を開催した。

 日本法人TSMCジャパンの小野寺誠社長は日本事業の現状について、24年のテーマをAIとした上で、「AIは第四次産業革命の起爆剤になるのではないかとTSMCでも考えている」と語...  (つづく)