2024.07.02 マクニカ、「燃えない」蓄電池に注力 太陽光発電などと組み合わせ、火災への安全性に強み

脇坂部長と鉛蓄電池「ソルダム」(右)

 エレクトロニクス商社のマクニカは、火災や爆発のリスクが低い「燃えない」蓄電池に注力する。鉛蓄電池や液体に電気をためるレドックスフロー蓄電池(RFB)を太陽光発電などと組み合わせて展開していく。

 脱炭素社会の実現に向けたサーキュラーエコノミー(循環経済)事業で次世代技術と目すペロブスカイト太陽電池(PSC)の開発に力を注ぐ一方、発電した電気をためる安全な蓄電池も育てる方針。このほど、本社(横浜市港北区)で記者説明を行った。  (つづく)