2024.07.03 筑波大が新たにウエアラブルパッチ開発 微量の発汗を連続測定

(a)積層型ウエアラブルパッチの構成と(b)手首に貼り付けたパッチ

 筑波大学数理物質系の辻村清也教授らの研究グループは、新たに開発した超親水性のスポンジを用いて、安静時の微量の発汗を連続して正確にモニタリングできるウエアラブルパッチを開発した。日常生活の中で個人がパッチを装着し、発汗を「見える化」することで発汗量と発汗速度を視覚的に確認できる。心身の健康管理や疾患診断など幅広い分野で利用可能だ。

 従来の汗モニタリング用のウエアラブルパッチはサンプリング中に汗が蒸発したり、汗を装置に取り込むこ...  (つづく)