2024.07.02 8割以上が自宅で「やる気が出ない」 パナソニックがフィットネス実態調査

 パナソニックは、暑い夏を乗り切るための体づくりへの関心が高まる中、自宅での運動トレーニングに関する調査(3月、インターネット調査/20~50代男女800人対象)を実施し、フィットネス(筋トレ、体操、ストレッチ、軽い運動、ウオーキング、ヨガなど)に関する実態を調べた。

 フィットネスをしたいと思うタイミングの1位は「体力の衰えを感じる時」(42.9%)だった。次いで「体の緩みを感じる時」(35.9%)となり、年齢を重ねて体の変化を感じた時に運動を意識する人が多いことがうかがえる結果となった。

 次に、積極的に取り入れたいのは「ジムなどの専用施設」と「自宅でのフィットネス」のどちらかを聞いたところ、「どちらかといえば自宅でのフィットネス」「自宅でのフィットネス」を合わせて62.9%と、半数以上が自宅でのフィットネスを取り入れたい意向があるようだ。

 ジムなどの専用施設ではなく、自宅で行いたいと思うのはどんな時かを聞くと、最も多いのは「移動が面倒」で54.5%。次いで「家から出たくない」43%となり、準備や移動の手間がおっくうだと感じる人が多かった。

 自宅でフィットネスを行う場所を聞いたところ、1位は「リビング」58.8%、2位が「寝室」27.1%だった。家の中でも比較的広いスペースを取れるリビングが日々のフィットネススペースになっている。

 一方、自宅でのフィットネスで「やる気が出ない」と思った経験のある人も8割(「いつも思う」25.1%、「たまに思う」56.0%)に上った。やる気が出ない理由は「気分が乗らない」「面倒くさい」が多く、モチベーションの維持が課題になっている。(3日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)