2020.06.04 プリント配線板各社、中長期的展望で成長準備5GやCASE関連分野など生産体制を増強

5G関連と自動車のCASE進展がプリント配線板の需要を押し上げる

  プリント配線板メーカーの多くが、21年3月期の業績見通しについて「現時点では合理的な業績予想の算定ができないため未定」とするなど苦慮している。新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に広がって終息の見通しが立たず、経済活動に大きな影響を及ぼしているためだ。各社は、次世代高速通信規格5GおよびIoT関連分野の需要や、自動車における「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の進展による搭載枚数の増加など、中長期展望に立ちビジ...  (つづく)