2020.06.04 サムスン電子、半導体で攻めの投資次世代需要取り込みへ

新ライン建設中の平沢工場

 韓国のサムスン電子が半導体投資を活発化させている。京畿道南部、平沢(ピョンテク)市の製造拠点では、この半月で2件の投資を発表。一つはNAND型フラッシュメモリー用ライン建設、もう一つはファウンドリ(受託生産)専用ラインの新設で、設備投資額はそれぞれ8兆ウォン(約7000億円)、9兆ウォン(約7900億円)と見られている。いずれも21年下期に稼働開始の予定だ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年の世界経済は1930年代...  (つづく)