2024.07.19 九州大が超高速光変調器を作製 B5Gに向け技術展開に期待
九州大学によるPLZT光変調器を使った高速光伝送実験
九州大学先導物質化学研究所の横山士吉教授らの研究グループは、強誘電体(PLZT)薄膜をシリコン基板上に結晶膜を形成させる方法を見いだし、超高速光変調器の作製に成功した。長さ2.5ミリメートルという小型化だけでなく既存デバイスの10倍以上の動作効率を示し、Beyond5G(B5G)に向けた超高速光伝送や光量子コンピューターを支える光集積技術への展開が期待できるという。
光変調器は光ファイバー通信のために高速な時間信号を生成する... (つづく)