2024.07.25 富士電機、4~6月連結は売上高など過去最高

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 富士電機の2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は売上高、営業利益、経常利益が過去最高だった。インダストリー、半導体、食品流通部門が増収となった。

 パワー半導体は工場自動化需要が減ったが電動車向けが増え為替も寄与。生産能力の増強費用増や原材料高騰があったが増収、コスト削減、為替影響で半導体部門は営業増益だった。

 4~9月期の連結業績予想は半導体の売上高を40億円、営業利益を20億円下方修正。食品流通はそれぞれ同額を上方修正した。海外の電気自動車需要の減少、国内の紙幣改札特需などを反映した。政策保有株式の売却で純利益は95億円上方修正した。通期の純利益も40億円上方修正した。