2024.07.30 日本精工、4~6月連結は営業増益
日本精工の2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、為替が円安に推移した影響もあり、増収・営業増益。通期連結業績予想は計画通りとし、5月の公表値を据え置いた。
セグメント別の売上高では、産業機械事業の売上高は中国で鉄道向けなどの販売が増加し増収となった。
自動車事業の売上高は、世界的な自動車の生産台数が前年同期並みの水準にとどまったほか、一部の日本メーカーによる生産・出荷停止の影響があったが、米州での販売が回復基調にあることなどで増収となった。
ステアリング事業のインド子会社の株式譲渡や欧州の生産子会社の売却合意などで、一過性費用として50億円を計上。2026年に90億円の増益効果を見込む。