2020.06.10 古河電工と古河電池バイポーラ型蓄電池共同開発リチウムイオン電池のコスト半分

バイポーラ型蓄電池の外観イメージ

 古河電気工業と古河電池は9日、長年、実用化困難とされてきた次世代型蓄電池「バイポーラ電池」を共同開発し、量産実用化にメドが立ったと発表した。

 長周期用途の電力貯蔵用蓄電池として開発したもので、リチウムイオン電池比でトータルコスト2分の1を実現。21年度中にサンプル出荷を開始し、22年度からの製品出荷開始を予定する。

 バイポーラ型蓄電池は、1枚の電極基板の表と裏にそれぞれ正極と負極を有するシンプルな構造が...  (つづく)