2024.08.15 南海トラフ地震や台風接近など、デジタルの力で災害に備え

▶画像ギャラリーへ

 「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」と台風の接近が重なり、日本列島全体で災害に対する危機意識が高まっている。迫りくる脅威に備え、最新のデジタル技術を活用して津波の発生を検知する取り組みや、通信が断絶した過去の被害を教訓に他社との連携でネットワークを維持する試みも進む。

 今回の巨大地震注意の対象範囲は、茨城県から沖縄県の太平洋側を中心に29都府県707市町村に及ぶ。南海トラフ地震が起きた場合、震度6弱以上の揺れか3メート...  (つづく)