2024.10.01 福島県相馬市とIHI、再エネ熱利用システム実証運転 太陽光発電の余剰電力を変換

 IHIは、太陽光発電所で従来廃棄されていた余剰の直流電力全てを、安価な投資でカーボンフリー蒸気として熱利用するシステム(再エネ熱利用システム)を開発。福島県相馬市と共に、4月に相馬市下水処理場で実証運転を開始し、現在までに安定的な運用が可能であることを実証した。

 太陽光発電は日照条件により発電量が変動し、余剰電力が発生しやすいといわれている。この余剰電力を無駄なく利用することがカーボンニュートラル社会の実現に向けて重要となる...  (つづく)