2024.10.11 【CEATEC 2024特集】CEATEC 2024特別企画 「AI for All」など開催 世界の国・地域、企業・団体が情報発信
25周年特別企画「AI for All」のイメージ(CEATEC公式Webサイトから)
◇「AI for All」
今年のCEATECでは、25周年特別企画として、「AI for All(AI・フォー・オール)」が開催される。AI(人工知能)で世界を変えていく最前線に立つ、23の企業や団体が出展し、大きく変わるこれからの未来社会や最新技術・ソリューションを発信する。AIにフォーカスした展示とコンファレンスの両輪で、産業を越えたユーザーの交流を促進する。
AI for Allのステージでは、プログラムパートナーや出展する企業/団体が、それぞれの分野でのAI研究・開発の成果や実用化の取り組みを紹介する。また、海外からのAI企業も参加し、グローバルな視点でAI技術の発展や今後の展望などに関する講演を行う。AI技術の現状と未来を探るステージプログラムは、技術者や研究者だけでなく、ビジネスリーダーやAIに興味のある全ての人が聴講できる。
◇「パートナーズパーク」
主催者特別企画のパートナーズパークは、デジタル田園都市国家構想特設パビリオンをはじめ、農業・海洋・働き方などの新規テーマなど、社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の在り方や未来の暮らし、それを支えるテクノロジーを中心に、100を超える企業や団体が参画して「共創」を発信する。
◇「ネクストジェネレーションパーク」
主催者特別企画のネクストジェネレーションパークは、スタートアップや大学研究機関に加えて、今年から企業内新規事業開発部門も出展が可能となり、次世代を動かす企業や技術、人が集うエリアに進化。昨年を上回る約200社/団体が出展する。
◇「グローバルパーク」
主催者特別企画のグローバルパークには、初出展のラトビアをはじめ、カナダ・オンタリオ州、台湾、アラブ首長国連邦(UAE)、ウクライナなど、さまざまな国や地域が出展し、各国の企業による最先端技術や革新的なソリューションが披露される。
◇「コンファレンス」
CEATEC 2024では「25周年特別セッション」をはじめとするさまざまなコンファレンスプログラムが用意されており、会期4日間を通じて、「AI」や「DX」「5G/6G」など、テクノロジー関連の200を超えるコンファレンスをラインアップしている。
初日の15日には、幕張メッセ国際会議場コンベンションホールBを会場に、オープニングセレモニーとなる25周年特別セッション「未来を創るAI:イノベーションと挑戦」が開催される。
今年のコンファレンスでは、来場者自身のQR登録できるスマートフォンで、50カ国以上の字幕と音声での聴講が可能な「日英AIリアルタイム翻訳字幕」のサービスも行う(一部セッションを除く)。さらに、CEATEC公式Webサイトでは、オンラインセッションも多数公開されている(オンラインセッションの公開は10月1日から31日まで)。