2024.11.21 ARでスタンプラリーや地酒販促 シンクレイヤがサービス提供
スタンプラリーの体験方法
●ZTV共催「御浜町神木デジタルまつり」へスタンプラリー提供
シンクレイヤは、開催するZTVが共催する三重県御浜町の神木デジタルまつりへAR(Augmented Reality:拡張現実)を活用したスタンプラリーを提供する。
WebARとは、Webブラウザー上で体験できるAR。専用のアプリケーションをダウンロードせずに体験できる。ゴーグルなどの装着も不要で、体験をする際に年齢制限がないことも魅力の一つ。リアルとバーチャルの融合を、子どもから大人まで気軽に楽しめる。
23日午前10時から午後1時まで、神木公民館内に設置されたパネルにスマートフォンのカメラをかざすと、スタンプを獲得した際にARが出現する。ローカル5Gの実用例紹介や遠隔操作ロボットOrihimeなどの先進技術を体感しながら、全6カ所のスタンプを集めると、三重大学オリジナルグッズがもらえる。紙代や印刷代などのコストを削減、マーケティングデータの集計もできる。
ZTV のイベント担当者は「当社は三重大学が代表機関を務める『紀南オープンフィールド構想によるみどりのアントレプレナー共創拠点』プロジェクトでオープンフィールドを実現するための情報通信技術の構築を担っており、2024年夏、三重県御浜町内にローカル5Gの基地局を開設した。ローカル5G環境のお披露目の場として先進技術に触れ、周遊してもらいたい」と述べた。
●うすき⾷⽂化祭2024で「地酒AR」の実証実験
WebARを活用したもう一つのサービスは、23、24の両日に開催される「うすき⾷⽂化祭 2024」(⾅杵⾷⽂化創造都市推進協議会、⼤分県⾅杵市主催)で⾅杵市内の酒造会社4社をアピールするための実証実験で提供される。
ARを避けられる理由は「ダウンロードをするのが⾯倒」「アプリを増やしたくない」「外でアプリをダウンロードするとデータの通信料がかかる」など。今回、⼿持ちのスマホで簡単に楽しめるコンテンツを開発した。
地酒ARは、同ブース23⽇午前11時から午後5時まで、市営下屋敷前駐⾞場で実施する。⼆次元コードを読み取り、地酒の酒瓶ラベルをスマートフォンのカメラにかざすと、ラベルデザインがのれんのように上がり、昔ながらの雰囲気ある酒蔵にたたずむ担当者が笑顔で出迎えてくれる。蔵元の歴史や酒へのこだわりについて、⽴体感のある酒蔵で担当者が話し、酒蔵⾒学ツアーに参加しているような臨場感あふれる体験ができる。
同祭では、ほかにもeスポーツの体験会やドローンショーなど、最新技術が体験できる。
各コンテンツによって時間や会場が異なる。会場などの詳細情報は、うすき⾷⽂化祭2024公式サイトから→
https://gastronomy-usuki.com/gastronomyfestival2024