2025.02.06 ケーズHD、4~12月連結は営業利益16%増

 ケーズホールディングスの2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比2.2%増、営業利益が同16.2%増、経常利益が同12.1%増、最終利益が同7.6%増と好調に推移した。

 商品別売り上げは、猛暑と寒波でエアコンなどの季節商品が好調で同7.5%増となった。第2四半期以降はシェーバーやドライヤーなどの理美容家電も好調で同6.6%増。オーブンレンジや炊飯器など調理家電は同2.5%増と堅調だった。12月に電気通信事業法改正で駆け込み需要が発生した携帯電話は同17.3%増となった。

 半面、テレビが同1.4%減だったほか、パソコン・情報機器が同8.0%減と苦戦。冷蔵庫も同3.8%減と振るわなかった。

 出退店は出店が7店、退店が3店だった。通期出退店計画を見直し、前回の出店9店、退店4店から、出店8店、退店8店に修正した。

 通期連結業績見通しは変更しない。