2025.03.11 パナソニックがナノイー技術で初確認 細菌由来の毒素を不活化する効果実証

ナノイー技術で初めて細菌由来の毒素を不活化する効果を実証

 パナソニックは、大阪公立大学の向本雅郁名誉教授(兵庫県立大学客員研究員)の監修の下、ぜんそくや鼻炎などのアレルギー様症状を悪化させる一因であるエンドトキシンに対して、ナノイー(帯電微粒子水)技術の不活化効果を実証した。ナノイー技術では細菌に対する抑制効果などは実証してきたが、細菌由来の毒素を不活化する効果の検証はこれが初めて。

 厚生労働省が発表した「令和5年患者調査」によると、ぜんそくの総患者数は約185万人という。ぜんそく...  (つづく)