EXPOナショナルデーホール

　EXPOナショナルデーホールは、ナショナルデー、スペシャルデーの式典や劇場催事を実施するホール。メインステージ、ラウンジ＆ダイニング、ギャラリー　EAST、ポップアップステージ南などで構成。古代から国際交流のゲートであり続けたこの場所の海や大地との関係をセレブレートする、生命のような建築となっている。

　ホールの構造は鉄骨造、階数は2階建て。床面積は4836・97平方メートル。メインステージは約500席（車いす席含む）、ラウンジ＆ダイニングは約280席を用意。

　デザインは、複数の帯状のスラブが織りなす屋外の広がりと、屋内の催事の場が入り混じる。敷地に対して斜めにかしいだ帯の方向は、関西を斜めに貫く地形のしわや、淀川水系へと抜ける定常風の方向とも共鳴。ジオグラフィックな生命体としての地球と結び付けられた建築となっている。