2025.04.04 パナハルス三晃が入社式 「会社の戦力に」「一員として頑張る」 新入社員2人が活躍を誓う
入社式の記念撮影に臨む金塚社長(左隅)、新入社員の渋谷さん(左から5人目)、渡辺さん(右から5人目)ら=東京都大田区
パナソニック系のパナハルス三晃(東京都大田区)は3日、入社式を開き、熱いメッセージで2人の高卒新入社員の門出を祝った。新入社員を迎え入れるのは5年ぶり。新人たちは、出席した同店の経営陣やパナソニックマーケティングジャパン首都圏社の営業担当者らを前に、今後の活躍を誓った。
パナハルス三晃の金塚俊朗社長は式の冒頭のあいさつで、「信用の積み重ねが信頼になる。社会人として信用を貯めてもらいたい」と激励。その期待を背に、東京都立六郷工科高校で機械を専攻し3月に卒業した2人の新人社員が決意を表明した。
渋谷龍也さん(18)は、パソコンの組み立てなど自身の趣味に触れ、「仕事ができるだけでなく、顧客に頼られる存在になりたい」と強調。その上で「一日も早く会社の戦力になりたい」と力を込めた。今年中を目標に、第二種電気工事士と運転免許を取得することにも意欲を示した。
モノづくりが大好きという渡辺悠翔さん(同)も、「第一種電気工事士の資格に合格したい。パナハルス三晃の一員として頑張りたい」と意気込みを語った。5年後を視野に、都市ガスを支えるガス加とう管や給水に関する資格に加えて、「家電製品アドバイザー」などの取得を目指す目標も掲げた。
渋谷さんは2023年11月、定休日を含め3日間にわたり同店のインターンシップ(就業体験)に参加し、それをきっかけに入社を決心した。在学中に第二種電気工事士の免許を取得した渡辺さんは、渋谷さんからの紹介で24年4月から同店でアルバイトを始め、そのまま入社を決めたという。
20年に入社した金塚社長の妻、悠さんは「初めての採用活動だった。一緒に資格を取って頑張っていきたい」と顔をほころばせた。
現在の地に1989年に出店した同店。金塚社長の母で専務の知子さんは「当時は商店街に何店舗も電器店があったが、今ではなくなってしまった」と振り返った上で、「これからは貢献するとき。地域の人が見守ってくれたから今がある」と感謝の意を伝えた。
今回の増員で総勢10人体制となった同社は、住宅全般の工事を担う体制を強化していく。金塚社長は「一人に集中している現場の件数を分散させて、より多くの案件を受け入れられるようにしたい。現場で独り立ちするには資格が必要だ」との認識も示す。社員の成長意欲に応え、工事関連資格の取得を奨励したい考えだ。