2025.04.17 大阪市内量販店が夏物商品の売り場づくり GW来店のきっかけ作りへ

上新電機南津守店はエアコンの商談会を予定する

 大阪市内の量販店は、省エネ性能の高いエアコンなど夏物商品の提案を強化している。今後の商戦に向け、手頃な価格になっているエアコンの旧モデルの提案や商談テーブルを増やすなどして対応する。大阪市内では、日中の気温が20度を超える日が増えている。事前に商品を展開することで、例年さらに気温が高くなるゴールデンウイークに来店してもらうきっかけを作っていく。

 10日にオープンしたケーズデンキ西成店(大阪市西成区)は、エアコンに加え、扇風機や除湿器などを展示している。商品を展示しておくことで、暑さが本格的になってきた際の来店につながる。

武田志郎店長は「早めに展示し、あの店に行けば商品が並んでいると思っていただくことが大事。在庫も多めに集め、展開している」と話す。オープン当日もエアコンの販売が好調だった。

エアコン、旧モデルで値ごろ感を訴求

 上新電機南津守店(大阪市西成区)では、旧モデルのエアコンが値頃感のある価格になっていることをアピールし、販売につなげている。

 4月からは、価格表示を工事代込みにし、訴求をしやすくした。

 19~21日の3日間にはエアコンの商...  (つづく)