2025.04.24 「水休憩」促すスマートデバイス開発へ、水分補給でひと息 6月にクラファン、象印
ココロとカラダの新しい休憩方法として「水休憩」を提案
象印マホービンは、水分補給を通じてひと息つく「水休憩」を提案するスマートデバイス「mizlog(ミズログ)」の開発プロジェクトを開始した。6月上旬には、クラウドファンディング「Kibidango(きびだんご)」で支援募集を始め、目標額に到達すれば事業を本格化する。
同社はこれまで、電気ポットやステンレスマグといった製品を通じて水分補給を支えてきたが、今回のプロジェクトは新規事業創出の一環。日常生活で不足しがちな「水分」と「休息」の両面に着目し、水を飲むことをきっかけに自然な休憩を促す「水休憩」の習慣化を目指す。
4月24日から、LINE公式アカウントやSNSで開発背景や情報発信を順次開始。利用者自身の水分補給傾向がわかる「mizlog診断」や、1日8回の水分補給を促す「1日8杯チャレンジ」など、参加型コンテンツも企画する。
同社が3月に実施したWebアンケート(10代~60代の1102人が対象)によると、仕事中の水分補給を「頻繁に忘れる」「しばしば忘れる」「ときどき忘れる」と回答した人が約5割に達した。35%の人も「短い休憩も取れていない」と回答。水分補給の重要性は理解していても、目標や実際の補給量を把握していない人が4人に1人に上ったという。
同社はこうした現状を受け、「mizlog」で水分補給と休息を日常に無理なく取り入れ、心身のリフレッシュをサポートしたい考えだ。