2025.04.28 【電波時評】「静かな退職」というリスク

 職場など新しい環境への適応がうまくいかず、意欲が湧かない、何となく体調が悪い、仕事場に行きたくないなどいわゆる「五月病」という心身の不調が出やすい時だ。大型連休明けに顕在化するとも言われる。

 近年、各世代に広まっているのが「静かな退職(quiet quitting)」という働き方。仕事に対する熱意を失い、必要最低限の業務だけを淡々とこなす。やりがいやキャリアアップは求めない。米国のキャリアコーチが発信した言葉だという。  (つづく)