2025.05.07 気軽に望遠撮影が楽しめる キヤノンが望遠ズームレンズ新型
キヤノンは「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、気軽に望遠撮影を楽しみたいユーザー向けの望遠ズームレンズ「RF75-300㎜ F4-5.6」=写真=を5月下旬に発売する。価格はオープン。
RF75-300㎜ F4-5.6は、標準ズームレンズでは撮影が難しいシーンに取り組みたいユーザーや、スマートフォンやコンデジからのステップアップを目指すユーザーに向けた望遠ズームレンズ。
同レンズは、旅行先や屋外での撮影にも気軽に持ち運び、望遠撮影を楽しむことができる小型・軽量設計となっている。
さらに「EF75-300㎜ f/4-5.6 Ⅲ」(1999年4月発売)の光学設計を活用し、RFマウントとして商品化したことで、普及価格帯を実現。離れた場所から被写体を大きく写したいシーンはもちろん、被写体と背景との距離が圧縮されたように写ることを生かした風景写真など望遠ズームならではの撮影表現に対応し、ユーザーの撮影領域を拡大する。
焦点距離75㎜から300㎜の望遠域をカバー。近づくと逃げてしまうような動物や野鳥の撮影、運動会や発表会での離れた場所からの人物撮影、など被写体を大きく写したいシーンだけでなく、ボケを生かして被写体をより際立たせたいシーンなどさまざまなシーンで活用できる。
望遠ズームレンズながら、全長約146.1ミリメートル、質量は500ミリリットルのペットボトル飲料1本分と同程度の約507グラムの小型・軽量設計を実現した。