2025.07.23 エコバックスがオンラインストア限定のロボット掃除機新型 最上位機のモップシステム採用

オンラインストア限定モデル「DEEBOT T80 OMNI」

 家庭用ロボットメーカー、エコバックスジャパンは、最上位モデルに搭載の「OZMOローラー定圧式常時洗浄モップシステム」をTシリーズで初めて採用し、技術・価格ともにバランスに優れたロボット掃除機のオンラインストア限定モデル「DEEBOT T80 OMNI」を31日に発売する。

 3700Paのモップ圧力と1分間に最大200回のスクラブ洗浄で、フローリングの頑固な汚れもしっかり拭き上げ、常に清潔なモップで高い清掃品質を保つ。拭き残しや拭きむら、二次汚染の原因となるモップの汚れも清潔な水で自動洗浄する構造で抑制する。

 本体の高さは9.8センチメートルとスリムで、ソファーやベッド、テレビ台の下など手が届きにくかった場所にもスムーズに入り込み、細部まで清掃する。

 独自開発のTruEdge2.0に、立体的に空間を捉えるTruEdge 3Dエッジセンサーを組み合わせ、壁際や部屋の隅まで清掃。エッジ部分に近づくとローラーモップが自動で伸縮し、形状に沿って隅々までフィット。サイドブラシと連携して家具際や隅にたまる微細なほこりもしっかり取り除く。

 「AIVI 3D 3.0 OMNI-Approach」は、視覚と言語を組み合わせたVLM(Vision Language Model)ベースのAI(人工知能)学習モデルを活用することで、周囲の空間や障害物をより的確に把握。家具やコード、靴、ペットの食器など多様な物体を識別し、リアルタイムでその形状や動きに応じた判断・回避が可能に。デュアル構造化光センサーとエッジセンサーが連携して稼働することで、障害物の種類や位置を立体的に把握しながら、部屋の隅々まで清掃する。

 多くのユーザーが悩む、髪の毛の絡まりに独自機能が進化した「ZeroTangle 3.0」で対応。サイドブラシは、内向きにカーブしたブラシ設計で絡まりを抑えながら、隅のごみも取り逃さずキャッチする。

 付属するOMNIステーションは、機能と衛生を両立したコンパクト設計。新たに搭載の「温度制御温水モップ洗浄2.0」により、床の汚れ具合に応じて洗浄温度を自動で調整し、効率的な清掃を実現。45度の熱風乾燥機能でモップを約2時間で乾燥させ、雑菌や臭いの発生を抑制。

 公式オンラインストアやECサイトなどで発売。メーカー希望小売価格は14万9800円(税込み)。