日本人の人口が1年で約90万人減少--。総務省から、そんな衝撃的な数字が公表された。減少数は調査を始めた1968年以来最大で、東京都を除く46道府県で減った。各自治体は移住者や2地域居住者への支援を強化するなど、人口減少の影響を緩和する対策づくりに一段と知恵を絞る必要がありそうだ。

　同省が6日発表した1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の人口は前年から90万8574人減り、1億2065万3227人となった。深刻な少子化...　　(つづく)