2025.10.01 シャオミがスマホ新製品 最先端のカメラ・AI機能を搭載
発売した「Xiaomi 15Tシリーズ」
小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、スマートフォンの最新ハイエンドモデル「Xiaomi 15Tシリーズ」を発表した。ライカと共同開発したトリプルカメラシステムや最先端のAI(人工知能)機能を搭載。同社製品の提案と販売をする「シャオミストア」の展開も加速させ、日本でのさらなるブランド浸透も図っていく。
トリプルカメラシステムはライカの「Summilux光学レンズ」を採用し、大口径の絞りと優れた光学性能を実現。低光量の環境でも優れた色味やコントラスト、解像度で被写体を美しく撮影できる。
「Xiaomi 15T Pro」はシリーズ初のペリスコープ望遠レンズを搭載し、光学5倍ズームに対応した。遠くの被写体も画質を劣化させることなく精細な画像や映像で撮影できる20倍のウルトラズームも搭載する。
新製品は、AI処理に優れたフラッグシップチップ「MediaTekDimensity9400+」を搭載したことで、高度なグラフィック性能が必要なゲームでもストレスなく長時間プレイできる。
AI機能も充実。文章作成や通訳などが簡単にできる「Xiaomi Hyper AI」や、写真の背景に合わせて周辺の様子を生成して背景を拡大する「AI拡大」機能なども搭載し様々な場面で効率のよい作業ができるようになった。同社プロダクトプランニング本部の安達晃彦本部長は「日常のあらゆる場面で手軽なAI体験を実現する」と力を込めた。
Xiaomi 15T Proのカラーはグレーとブラックに、今回新たに「モカゴールド」を追加した。市場想定価格は12GB+256GBモデルが10万9800円、12GB+512GBモデルは11万9800円、12GB+1TBが12万9800円。シャオミ15Tの市場想定価格は12GB+256GBが6万4800円、12GB+512GBモデルが6万9800円(いずれも税込み)となる。
同社は3~4月に日本初の常設店舗となるシャオミストアを2店オープンした。25年11月にはイオンレイクタウンkaze店とイオンモール幕張新都心店、12月には東京23区内の商業施設内の出店を予定している。シャオミ・ジャパンの鄭彦副社長は「シャオミストアのオープンは大きなマイルストーンとなった。お客さまのよりスマートな暮らしに貢献していく」と意気込みを示した。