2025.10.06 【九州半導体産業特集】第2回[九州]半導体産業展 マリンメッセ福岡A・B両館で開催

想定を上回る来場者でにぎわった第1回[九州]半導体産業展=昨年の様子。今年は1万人の来場を見込んでいる

 半導体製造世界大手、台湾TSMCの子会社JASMが2021年に熊本県への進出を表明して以降、九州全域で新規立地や拡張など半導体関連産業の設備投資が一気に加速し、「新生シリコンアイランド」を目指して活発な動きが続いている。2023年には九州の集積回路(IC)生産額は1兆円を突破し、24年には1兆3000億円と、ピークだった2000年に並ぶ規模へ成長。全国生産額に占める割合は48.6%に達し、日本の半導体製造の約半分を担っている。

  (つづく)