2025.10.21 リコー、サステナビリティー開示を先行強化 経営品質向上と一体でESG経営推進

サステナビリティー開示の取り組みを説明する赤堀ESG推進室室長

 リコーは、国内外で高まるサステナビリティー情報開示の動きに先行して対応を進めている。欧州や日本で、一定規模の企業のサステナビリティー情報開示が2027年以降義務化されるのを見据え、リコーは「開示のための開示ではなく、経営品質の向上に資する開示を目指す」との姿勢を鮮明に打ち出す。

 ESG(環境・社会・企業統治)戦略部の赤堀久美子ESG推進室室長は記者説明会で「サステナビリティー情報開示が2027年以降義務化に対して、リコーはこ...  (つづく)