2025.11.17 事務機各社、構造改革進む 欧米環境の逆風下でも増益基調
事務機分野を主力事業とするリコーや富士フイルムホールディングスなど各社の2026年3月期第2四半期(4~9月)業績が出そろった。欧州景気の低迷や米国の関税政策といった逆風が続く中、事業構造改革の進展や円安傾向が収益を下支えし、営業利益を伸ばす企業が目立った。米国の関税政策緩和や為替の円安進行を踏まえ、通期業績見通しを上方修正する動きも広がっている。
リコーの第2四半期は、売上高が前年同期比で微増ながら、営業利益が同420%増... (つづく)





