2025.11.25 エプソン販売 新宿に体験型拠点「Epson XaILab」 課題解決と価値創出へ 法人向けに予約制で公開

体験型ソリューションセンター「Epson XaILab」のイメージ

 エプソン販売は、法人顧客向けの体験型ソリューションセンター「Epson XaILab(エプソンサイラボ)」を、2026年1月14日に東京・新宿のJR新宿ミライナタワー内に開設する。顧客との対話と体験を通じ、業務課題の整理から解決までを伴走する新たな拠点として位置づける。

 同社はこれまで、労働力不足やコスト上昇、DX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れ、環境問題への対応など多岐にわたる企業が抱える課題はについてソリューションの提案に注力してきた。今回は領域をビジネス全般へ拡大し、実体験を軸に価値訴求を強める。

 館内では展示やシステムの操作を通じて業務改善の具体像を体験できるほか、担当部門と連携し、顧客課題に応じた最適解を検討する伴走型提案を行う。「Epson XaILab」の名称には、Experience(体験)とInnovation(革新)を融合した共創型ラボの意味を込めた。

 湾曲スクリーンと複数プロジェクターによるイマーシブ映像ゾーンでは、観光、エンターテインメント、不動産など業種別の課題に対するソリューションを直感的に理解でき、導入効果を疑似体験できる。「環境配慮対応」「生産性向上」「地域活性化」など、社会テーマに沿った展示も行う。

 また、乾式オフィス製紙機「PaperLab」と低消費電力のインクジェットプリンターを組み合わせ、紙循環や環境配慮型オフィス運用のデモも備える。

 同センターは法人向けの完全予約制で運営する予定。