2025.11.26 シャープがポケとも発売へ 注文台数4000台超、記念イベントで盛り上げ

シャープは対話AIロボットのポケともを12月5日に発売する

コラボカフェを開催し、限定メニューを用意コラボカフェを開催し、限定メニューを用意

コラボカフェではポケとも会話のデモを体験できるコラボカフェではポケとも会話のデモを体験できる

 シャープは、対話AI(人工知能)キャラクター「ポケとも」の12月5日の発売に向け、記念イベントを開催した。期間限定のコラボカフェの開催などを通し、ポケともの発売を盛り上げていく。

 ポケともは、生成AI搭載のコミュニケーションロボットで、実際に体を動かして感情表現を行う。デザインはミーアキャットをモチーフにし、全長約12cmのかわいらしい見た目や心地よい手触りも特長だ。

 ポケともとの会話は、搭載された生成AIが学習し、記憶として蓄積される。ユーザーの気持ちにシンクロし、感じている喜びや悲しみなどの感情表現も行う。

 ポケともどうしでコミュニケーションを取りあう「ポケとも会話」も搭載した。ポケともとの普段のコミュニケーションの中で学習した情報をもとに、接続されたポケともが会話の中で自身のユーザーをアピールする。

 ポケともの発売を記念し、11月22日~12月5日の期間限定でコラボカフェを開催している。東京都渋谷区の「cafe STUDIO」で開催中のコラボカフェでは、コラボメニューやフォトスポットを用意。ポケともとのふれあいやポケとも会話のデモも体験できる。

 ポケともの発売に合わせてLINEスタンプも発売。SNSを活用したキャンペーンやポケとも専用のアクセサリーの発売も予定されている。

 ポケともは、スマートフォン用のアプリ(月額495円)を活用することで、コミュニケーションを取ることが可能だ。シャープは、アプリの新プランとして「ココロプランforポケともゴールド」を発表。月額1980円(税込み)で毎月1600回の会話を楽しめる。

 発売後もポケとものアップデートを予定している。同時に3体以上のポケとも会話や同社のモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」との連携機能などを搭載する計画だ。シャープ通信事業本部モバイルソリューション事業統轄部統轄部長の景井美帆氏は「お客さまの声を反映しながらポケともの機能やプランを改善していく」と話した。

 ポケともの注文台数は現在、4000台を超えており、350店舗以上での取り扱いを予定している。