2025.12.12 三菱電機東北支社、防災テーマの体験会実施
箱カメラを製作し映像を確認
三菱電機東北支社と三菱電機システムサービスは、岩手県盛岡市の上田小学校で、地域の安全を守る仕組みに興味を持ち、防災の重要性を学ぶことを目的に、「国土交通省と防災」をテーマにした説明会を開いた。
冒頭、国交省東北整備局岩手河川国道事務所が「国土交通省と防災」について説明。国交省が実施している防災対策事業の一環として、河川や道路をカメラで監視し、事前に危険を察知していることについて、上田小学校付近で実際に設置しているカメラの写真を紹介した。小学生にとっても身近なものであることを説明するとともに、凸レンズやピンホールカメラの原理や歴史についても話した。
その後、三菱電機システムサービス北日本支社電子部の坂井正電子システム課長が講師になり、小学生たちはピンホールカメラと凸レンズの仕組みを利用したカメラキットを作成し、映像がどのように見えるか体験した。実機操作体験では、小学生が国交省に納められている監視カメラの実物を操作。監視カメラの映像が暗闇でも確認できることを体験した。
小学生は、メモを取りながら真剣に説明を聞き、カメラキットの工作やデモ機の操作などにも積極的に参加する姿がみられた。 参加した小学生からは、「カメラの仕組みを知りながら、自分でも箱カメラを作ることができてとても楽しかったです」「家族で防災リュックを作ったり、ハザードマップを見たりして災害に備えていきたいと思います」「国交省の役割や仕事を知ることができ、監視カメラの映像も見れたので、とてもいい経験になりました」などの感想が寄せられた。










