2025.12.19 園児とルンバが大掃除に挑戦 アイロボットの年末大掃除企画第3弾
アイロボットは文化教養学園で年末の大掃除企画を開催した
ロボット掃除機「ルンバ」を販売するアイロボットジャパンは18日、認定こども園 文化教養学園(東京都江東区)で「ルンバのお助け大掃除」プロジェクトを実施した。園児が授業を通してロボット掃除機への理解を深めるとともに、ルンバと協力しながら掃除に取り組んだ。
今回の企画は、第1弾の神田明神(東京都千代田区)、第2弾のさくら湯(東京都墨田区)に続く第3弾。保育現場では慢性的な人手不足が課題となっており、清掃の負担軽減や子どもたちに「掃除の楽しさ」や「きれいにする気持ちよさ」を体験してもらうことを目的に実施された。アイロボットジャパンが都内の保育園・子ども園に呼びかけた中で、プロジェクトの趣旨に共感し、協力を申し出た文化教養学園での企画が実現した。
当日は、4~5歳の園児23人が参加。ルンバとの大掃除体験のほか、アイロボットジャパンの山田毅社長による「ロボットと楽しむこれからのおそうじ授業」も行われた。山田社長は11月、代表に就任した。
授業の中では、「ロボットとは何か」や「ロボットと人の違い」などのテーマについて山田社長から園児に向けてレクチャーが行われた。後半には「お掃除するときにどんなロボットがいたら便利か」というテーマについて園児と一緒に考え、個性あふれるさまざまな意見が飛び交った。
室内の大掃除では、園児が普段過ごしている教室をルンバと一緒にきれいにした。文化教養学園の先生やアイロボット社員も大掃除に参加した。
棚の上にたまったほこりを払い落とし、ルンバが吸引する。汚れが目立つ場所は、ルンバの水拭き機能で床全面を隅々まできれいにした。教室の棚や壁、おもちゃなどは園児と先生がぞうきんで掃除。園児たちがルンバの掃除に興味を示す姿が多くみられた。
山田社長は、恒例の大掃除企画について「年末の大掃除にルンバを使って掃除してほしいという啓蒙活動。ルンバを通じて、楽しく手軽な掃除を提案していく」と話した。












