富士通ゼネラルは、ルームエアコン「ノクリア」で、ミドルクラスのW/Lシリーズを年末商戦で訴求する。高い省エネ性能とデザイン性を兼ね備えた高付加価値商品として提案していく。

　W/Lシリーズは、ほこりや汚れのたまりやすい吹き出し口の上下左右の風向板に加え、送風路パネルを簡単に取り外して丸洗いできる。外観の汚れの拭き取りに加え、内部のお手入れがしやすくなったことで、エアコン本体の清潔性にこだわるユーザーの利便性向上につながる。

　ハイグレードクラスに搭載していた「まるごとクリーンタイマー」も採用。熱交換器加熱除菌とカビ抑制タイマー、フィルター自動お掃除の三つの機能を自動で実施するもので、初回以降は各機能を設定する際の手間を削減可能だ。

　省エネ性能も向上させた。人感センサーを活用した「自動ECO機能」を搭載し、効率的な温度調節を実現。暖房時、人の活動量が多いことを検知すると、自動的に設定温度を下げる。W/Lシリーズは、6～23畳用の全機種で2027年度省エネ基準を100％達成している。

　「クリーン・スマート」がコンセプトのすっきりとした清潔感のあるデザインにより、自然と空間になじむようにした。

　Wシリーズは従来機からデザインを一新し、室内機の奥行きを37
mm縮小してスマートな形状を採用。滑らかなフォルムに加え、ブランドロゴや表示LEDなどの機能的要素を横一列にまとめ、シンプルで清潔感のあるデザインに仕上げている。汚れが落ちやすい上質な表面加工で、日本のインテリアとの調和も実現する。

　Lシリーズは、さまざまなインテリアにすっきりとなじむスリムでコンパクトなデザインを採用。従来の硬く無機質なデザインから一転。落ち着いた質感と丸みを帯びたフォルムにすることで、部屋に設置された際の違和感や圧迫感を和らげるデザインとなっている。