2026.01.07 富士フイルムがチェキ新製品 「時代」イメージのエフェクトでタイムスリップ体験

手持ちスタイルや「ジダイヤル」を採用したinstax mini Evo Cinema

こだわりのチェキプリントを実現するinstax mini Link+こだわりのチェキプリントを実現するinstax mini Link+

テレビCMに出演する広瀬さん(左)、横浜さん(右)、富士フイルムホールディングスの後藤社長・CEOテレビCMに出演する広瀬さん(左)、横浜さん(右)、富士フイルムホールディングスの後藤社長・CEO

instax mini Evo Cinemaでの撮影を体験する広瀬さんと横浜さんinstax mini Evo Cinemaでの撮影を体験する広瀬さんと横浜さん

 富士フイルムは7日、インスタントカメラ「instax“チェキ”」の新モデル「instax mini Evo Cinema」を発表した。ハイブリッドタイプ「Evoシリーズ」の新製品で、さまざまな時代をイメージしたエフェクトを体験できる新機能を搭載し、非日常的で特別な動画や静止画の撮影体験を提供する。

 mini Evo Cinemaは、静止画に加えて動画撮影機能を充実させた。撮影した動画はQRコード化し、動画の中から切り出した静止画と一緒にチェキプリントとして手渡すことができる。QRコードをスマートフォンで読み取ることで、チェキフレーム付きの動画再生や動画のダウンロードも可能だ。

 最大15秒までの動画撮影が可能で、シャッターボタンの操作で複数カットに分けての撮影を実現した。撮影した動画は、背面のモニターですぐに確認できる。

 多様な時代をイメージした新機能「ジダイヤル」エフェクトも搭載した。1960年代の8mmフィルムカメラをイメージした「1960」や、70年代のカラーブラウン管テレビの質感をイメージした「1970」など、1930~2020年代の各時代をイメージした10種類のエフェクトで、過去にタイムスリップしたような撮影体験を提供する。映像の質感やノイズ・テープの揺れなど、各時代をイメージした細かな効果を盛り込んだ。エフェクトはそれぞれ10段階で度合いを調整でき、ジダイヤルと組み合わせることで計100通りの表現が可能となっている。

 カメラ本体は、黒とグレーを基調とした高級感のあるデザイン。同社が1965年に発売したカメラ「フジカシングル-8」を彷彿させる縦持ちスタイルも採用した。

 同社は、チェキのスマホプリンター「mini Link」シリーズの上位モデル「mini Link+」も発表した。従来のmini Linkシリーズからプリンター本体側の画像処理能力を強化した製品で、文字や絵柄の細部表現にこだわった「Design Print」モードと人物の写真や絵画などのコンテンツの質感を滑らかに表現する「Simple print」モードを使い分けられる。

 写真や「Pinterest」の各アプリと連携し、保存した画像を専用アプリに取り込むことができる。取り込んだ画像は、instaxフレーム付きで専用アプリのトップ画面に一覧表示される。「額縁に飾る」「スマホの裏に入れる」などチェキプリントを飾るシミュレーション機能も搭載した。

 同社は、俳優の広瀬すずさん、横浜流星さん、吉沢亮さんが出演するテレビCMを放映し、新製品を訴求していく。7日に行われた新製品発表会では、広瀬さんと横浜さんが登壇し、mini Evo Cinemaでの撮影を体験。新製品について、広瀬さんは「動画をチェキプリントにして渡せるので、ぜひお友達や家族、お仕事の現場などさまざまなシーンで楽しんでもらいたい」、横浜さんは「ダイヤル一つで各時代特有の味わいのある体験ができるのは、mini Evo Cinemaだけなのでぜひ試してほしい」と話した。

 mini Evo Cinemaとmini Link+は、30日に発売予定だ。価格はオープンで、市場想定価格はmini Evo Cinemaが5万5000円前後(税込み)、mini Link+が2万2000円前後(税込み)。

 同社は、チェキシリーズの世界的な需要拡大に対応するため、生産能力増強を継続的に進めている。富士フイルムホールディングスの後藤禎一社長・CEOは「アナログ体験と進化する技術をかけ合わせ、チェキプリントを通じた新しいコミュニケーションや自己表現の可能性を広げ、世界中の人々の日常を豊かに彩る唯一無二の製品を提供していく」と力を込めた。