2026.01.01 【家電総合特集】富士フイルム X/GFXシリーズ軸にこだわりの世界観、ブランド浸透で26年も成長ねらう 山元正人取締役副社長イメージングソリューション事業部長
山元取締役副社長イメージングソリューション事業部長
2025年度は順調に推移している。デジタルカメラが大きく伸びているほか、インスタントカメラ「instax “チェキ”」も拡大している。
デジカメ市場も好調だ。ミラーレスカメラに加え、レンズ一体型が大きく伸びている。
当社は、ミラーレスを中心とした「Xシリーズ」や、ラージフォーマットで1億画素を誇る「GFXシリーズ」を展開している。各シリーズのラインアップは、ターゲットユーザーを明確にし、こだわり抜いたデザインや機能などを訴求することでユーザーから支持されている。
デジカメ市場では特にレンズ一体型の拡大が目立つが、これまで展開してきた高級コンデジ「X100Ⅵ」に加え、スマートフォンからカメラへのステップアップを狙った「X half」を昨年6月に発売した。スマホのような縦構図の撮影を基本にしたことで、スマホユーザーの関心を捉えることができた。色再現技術を生かした「フィルムシミュレーション」を一番の購入理由に挙げるユーザーも多い。こだわりの世界観をデジカメでは提案し、コンデジを含めて新領域へのラインアップ展開を今年も進めていく。
動画撮影にも力を入れており、昨年10月にはGFXシリーズをベースとした映像制作用カメラ「GFX ETERNA(エテルナ)55」を発売した。GFXシリーズは写真だけでなく、映像制作の現場でも評価が高く、動画専用機を開発してほしいという声は多かった。映画やドラマなどの制作現場で引き合いが強い。
今年のイメージング事業は、昨年と同じような勢いで成長できると思っている。デジカメは、ハードもソフトも進化させ、レンズも新製品を投入していく。
デジカメやチェキ、プリント製品を体感できる直営店「House of Photography」を昨年はスペイン、タイなどに新規オープンし、世界で9拠点に拡大した。ユーザーへのダイレクトマーケティングを継続することで、ブランドの浸透を世界中で加速する。
チェキは、昨年12月にフィルム増産への設備投資を発表した。設備投資により、世界で拡大するチェキの需要にも応え、安定した供給体制を強化していく。








