2026.01.01 【家電総合特集】シャープ 26年度「3つのSHIFT」に注力、独自サービス創出めざす 永峯英行Smart Appliances & Solutions事業本部長
永峯Smart Appliances & Solutions事業本部長
昨年6月にはヘルシオ向け「クックトーク」を提供するなど、当社がいち早く生成AI(人工知能)対応家電を発売できたことは、25年度の大きな成果だ。
製品的にはプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機ES-8XS1をはじめ、大型冷蔵庫や加湿なしの空気清浄機は大きく伸長した。
プロモーションにも力を入れている。空気清浄機は浜辺美波さん、ドラム式洗濯乾燥機は志尊淳さん、掃除機は藤井隆さんを起用し、TV CMやWeb CMを実施した。メディアミックス展開で若年層までリーチを広げていく。
BtoB事業も力を注ぐ。昨年5月には「アイススラリー冷蔵庫」のレンタルを開始し、計画比2倍超となる600社以上が利用している。
ヘルスケア分野では、そしゃく計「bitescan」や非接触ヘルスケアセンシング「i-wellebe」、に加え、7月にサニタリープロダクトディスペンサー「todokuto」を発売した。BtoB 事業は30年度に約3倍(24年度比)の売上高を目指す。
海外事業もスピード感をもって取り組む。ASEANでは、付加価値商品による差異化を図り、今後、主力購買層となる若年層の需要を取り込む。 米州は、高速オーブンの新製品発売を皮切りに、オーブン市場へ本格参入した。食器洗い乾燥機や冷蔵庫も含め、さらに事業拡大を目指す。
中国メーカーの攻勢が強まっている現状を鑑み、26年度は中計の重点戦略をベースにした「3つのSHIFT」に注力、計画達成を目指す。一つ目は「High-End SHIFT」。価格競争に追従するのではなく、シャープならではの品質・ブランド力・独自技術を武器とした付加価値商品の創出に注力する。二つ目は「To B SHIFT」で、海外の取り組みも加速させる。三つ目は「AI SHIFT」で、10年来蓄積してきた独自データと家電連携のノウハウにAIを融合し、人の願いに寄り添った当社ならではのサービス・ソリューションを展開していく。








