2026.02.20 米マイクロチップ、次世代車載通信規格で協業 車内配線の簡素化とコスト削減に貢献
HMGとマイクロチップの協業で次世代車載通信の配線を簡素化へ
韓国の現代自動車グループ(HMG)と米半導体メーカーのマイクロチップ・テクノロジーは、次世代車載ネットワーク規格「10BASE-T1S SPE」採用に向け協業することで合意した。
「SPE」は、Single Pair Ethernetの略。1対のツイストペアケーブルだけで、通信と給電を同時に行えるLANの標準規格だ。車内通信網のハーネスを大幅に簡素化・軽量化でき、コスト削減につながる点が特徴だ。
両社の協業では、マイクロチップの10BASE-T1S技術を、HMGが生産する次世代車のプラットフォームに搭載する。10BASE-T1Sは、1対のツイストペア線で10MbpsのEthernet(イーサネット)通信を実現するためのIEEE規格で、車載ネットワーク向けに特に注目されているSPEの一種。さらにセンサーやアクチュエーターなど、複数の機器を1対のケーブルに接続できるマルチドロップ・イーサネット方式を採用している。
マイクロチップの自動車・データセンター・ネットワーキング事業担当のマティアス・ケストナー副社長は「当社のSPE関連技術は顧客にとってコスト削減と市場投入までの時間を短縮できる。HMGとの協業により、次世代車の車内ネットワーク機器の開発をサポートしていきたい」と抱負を述べている。










