2026.03.04 中国BYDのEV販売台数 2月は大幅減、海外販売が初めて国内抜く
BYDが海外市場で期待するSUV「Sealion 7」
中国の自動車メーカー、BYD(比亜迪)の2月の電気自動車(EV)販売台数は、国内が大きく落ち込み、海外販売が初めて国内を抜いた。
2月のプラグインハイブリッド車(PHEV)を含めたEV全体の販売台数は、国内外で前年同月比41.1%減の19万190台。6カ月連続の落ち込みで、下落幅はコロナ禍直後の2020年以来最大規模となった。
国内販売台数は、65%減の8万9590台。前年同月比の減少率は、1月の53.2%からさらに悪化した。2月の車種別内訳をみると、乗用車が41%減の18万7782台で、商用車が47.8%減の2408台となった。
同社は大幅減の要因として、今年の春節(旧正月)が2月15日から23日と長期化し営業日数が減ったことや、市場の需要減が顕著になってきたことを指摘した。新エネルギー車(NEV)への1月からの税制優遇の税率縮小も、販売に響いたとしている。
一方で海外販売は、好調が持続。2月の海外販売台数は、前年同月比41.4%増の10万151台となった。初めて海外販売が国内を上回り、海外販売台数も4カ月連続で10万台を超えた。国内市場の不振を海外販売が補うという構図だ。海外では、東南アジア、欧州、中南米が好調。特に、テスラの対抗車とされるミドルサイズのSUV「Sealion 7」への期待が集まっている。
バッテリー関連では、前年同月比12.5%増の18.773GWhを出荷。車両販売は減少傾向にあるが、バッテリー事業は好調だ。







