2026.03.16 【電波時評】「人的資本開示」が新局面 企業の採用は量から質へ

 大手企業に義務付けられる「人的資本開示」が、大きな転換点を迎える。2026年3月期の有価証券報告書から、人的資本開示のルールが拡充され、これを機に企業には、経営戦略と人材戦略を一体で説明することが求められる。獲得した人材がどれだけ価値を生み、定着して成長に貢献できるか。それを見極める「採用の質」が問われそうだ。

 そうした変化の背景には、慢性的な人手不足がある。帝国データバンクは1~2月に企業の経営課題に関するアンケート調査を...  (つづく)