2026.03.30 【関西産業特集】岡本無線電機 4セグメント体制で成長加速
岡本社長
岡本無線電機は2030年度目標の「2030年のあるべき姿」を策定し、今期からスタートしている。電子部品、企画・開発、EMSコーディネート、設備の4セグメントに分けて、事業を展開し、特に企画・開発は「顧客のよき相談相手になりたいとの思い」(岡本崇義社長)で開設。社内の事例共有や知識武装などを重ねて、成果が上がる体制を整える。
あるべき姿を策定するに当たり「エレクトロニクスで未来を拓く企画・開発パートナーとして市場に確固たる地位を築く」という目標を定めた。
4セグメント制も含め、策定から1年が経過しようとしているが、目標に向けて内部体制も整いつつあるという。企画・開発では情報共有体制や提案ツールの活用などそろいつつあるという。また、EMSも、同社のEMS事業が顧客に知られつつある。
昨年4月にリニューアルした24万品の取り扱いがある通販サイト「E-JUNCTION」もメーカーとの独自キャンペーンなどが定着。昨年12月にはインデックスプロ社の「indexPro Award 2025」で「代理店・取扱店部門賞」を4年連続で受賞した。差別化が図れている。
今年度の状況を振り返り、岡本社長は「12月から受注が回復してきている。産業機器向けなど全体的に受注が増え出した。海外でも特にベトナムなどのエリアで前年実績を上回っている」と話す。
来期は4セグメント制を確立しつつ、定量的な結果を出すことに結び付ける。企画・開発を中心に顧客へのより積極的な提案、困り事に対応する体制を構築。そのために、営業スタッフ向けの研修や事例共有など問題解決ができる体制を整える。E-JUNCTIONは分析ツールを活用しながら部品やサイト来訪者のトレンドを把握し、タイムリーな情報提供を推進する。
岡本社長は「引き続き四つのセグメントの施策を継続し、困り事の解消に努める。Automotiveなど成長4分野への取り組みでは、Medicalで成果が上がっている。数字にこだわり取り組みを進めたい」と今後の抱負を語った。










