2026.04.01 日立ソリューションズ、早大と共同セミナー AIエージェントの安全活用を議論

生成AIやAIエージェントの社会実装に向けて、利便性と安全性の両立を議論

 日立ソリューションズは、早稲田大学データ科学センターと共同で、AI(人工知能)エージェントとセキュリティーをテーマとしたセミナーを開催した。3月12日に実施し、同大学の学生を中心に約100人が参加した。生成AIやAIエージェントの活用が広がる中、利便性と安全性の両立について理解を深める場とした。

 AIの活用拡大に伴い、情報漏えいや誤作動、プロンプトインジェクションなど、新たなリスクが顕在化している。従来のサイバーセキュリティ対策だけでは対応が難しい課題が増えており、企業活動でのリスク管理の重要性が高まっている。

 セミナーでは、同社のセキュリティー専門家と同大学教員が講演し、AI活用時に企業が直面するリスクや対策の考え方を説明した。あわせて、生成AIやAIエージェントの技術的背景や設計時に留意すべきポイントについても解説した。

 パネルディスカッションでは、講演内容を踏まえ、AIの利便性と安全性の両立について学生も交えて議論した。参加者からは、最新事例に基づく説明が理解しやすかった、AI活用に伴う課題への意識が高まったなどの声が寄せられた。

 日立ソリューションズと早大は、2021年に学術交流協定を締結し、データサイエンス分野の人材育成や産学連携を進めてきた。提携講座や共同セミナーを継続的に実施している。

 同社は、今回の取り組みを通じてセキュリティ分野の知見を活用した人材育成を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく考え。