2026.04.16 パナソニックコネクト、堅牢PCの新モデルを発売 「現場を止めない」をテーマに提供

「FZ-40」と「FZ-56」を発売する

新製品を紹介する青木マネージングダイレクター新製品を紹介する青木マネージングダイレクター

高い防滴性能を誇る高い防滴性能を誇る

 パナソニックコネクトは14日、頑丈ノートパソコン(PC)「TOUGHBOOK(タフブック)」の14.0型新モデルを市場投入すると発表した。堅牢・長時間・拡張性を特長に過酷な現場を支えるPCとして展開。「FZ-40」シリーズを4月に、「同56」を6月に発売する。

 新製品は「現場を止めない」をテーマに開発。マグネシウム合金製筐体(きょうたい)やマイナス10度~50度の温度変化に耐えられる耐低温・耐高温設計。米国国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に基づいた落下・振動への耐久性、防塵防滴性などに加え、着脱式で二つ同時搭載や電源を切らずにバッテリー交換できるホットスワップが可能なバッテリー機構による長時間駆動、手袋をしたままでもタッチ操作できる現場の用途にあわせたアタッチメントによる拡張性を実現した。インテルCore Ultraシリーズ5プロセッサーシリーズ2を搭載。高度な処理能力を持ち、オフィスワークの生産性や現場のデータ解析などに対応する。

 FZ-40は、180cmの各26方向の落下に耐えるタフブックシリーズで最高峰の堅牢性を誇る。密封性に優れたシリコンと圧接インターフェ―ス蓋で密閉力を高め、激しい雨風や粉塵が吹き込む警察や消防、災害救助などの現場でも対応できるIP66の防塵・防滴設計。約1200cd/㎡の高輝度液晶にARフィルム(低反射処理)を採用し、画面が見えにくい環境でも視認性を確保する。

 バッテリー容量は68Whで動画再生時は約13時間、オプションのセカンドバッテリー装着時には最大約26時間駆動する。用途に合わせて機能をカスタマイズできる四つの拡張エリアを搭載。シリアルポートやスマートカードリーダーなど現場独自のニーズに合わせてインターフェースを構築できる。

 FZ-56は、90cmの各26方向の落下に耐える。階段型嵌合構造で、基板を避けて水が下に落ちる独自の水抜き穴構造で、粉塵や自ら内部基板を守るIP53対応。食品製造や製薬工程、自動車整備などの現場での使用を想定する。約1000cd/㎡の高輝度液晶にARフィルムを採用。

 バッテリー容量は68Whで動画再生時は約13.5時間、セカンドバッテリー装着時には最大約27時間駆動。用途に合わせて機能をカスタマイズできる三つの拡張エリアを搭載し、2.5GLANやDVDマルチドライなど現場独自に合わせたインターフェースを構築できる。高度な描画性能が求められる3DCAD(コンピューターによる3次元設計)や、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング )データを現場で直接確認できるディスクリートGPU搭載モデルをラインアップ。建築・設計の現場で3次元(3D)モデルを用いた現場指揮や進捗管理を実現する。

 同社が提供するモバイルPC「レッツノート」とタフブックで、オフィスから屋外までより業務に合った使い分けをしてもらう考えだ。パナソニックコネクトの執行役員ヴァイスプレジデント・モバイルソリューション事業部の青木秀介マネージングダイレクターは「日本には過酷な現場があり、その過酷さに生活が支えられている。止められない現場にタフブックで安心感を与える」と述べた。