2026.04.27 キーサイト、仮想環境での製造工程検証を後押し 新ソリューションを投入
キーサイト・テクノロジーズは、仮想環境で製造工程を検証できるようにするソリューション「Keysight Assembly」を発表した。製造業者が開発の早期に組み立て上の課題を特定し、コストのかかる量産段階での不具合を未然に防ぐことができる。
今回の仮想プロセスシミュレーションソリューションは、自動車メーカーとの協業により開発した。部品の位置決めやクランプ、接合といった製造工程を、ガイド付きワークフローやテンプレートを用いて仮想的に再現できる。
さらに、高度な解析手法「有限要素法(FEM)」の専門スキルを必要としないため、エンジニアは試作工程に入る前の早期段階で、ゆがみや寸法リスクを可視化できる。
キーサイトが提供する既存のプレス成形シミュレーションソフトウエアとの連携も可能だ。成形工程で得られたプレス部品データを、組み立て工程まで一貫して活用し、量産前のスキャンデータと照合することで、シミュレーション結果を検証できる。
自動車や産業機器業界では、製造後期に発覚する組み立て不良が、多大なコストを招く問題となっている。米国の大手自動車メーカーでは、リコールや保証対応によって数十億ドル規模の損失が生じており、欠陥の多くは実際の製造段階に入ってから表面化している。




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