2026.05.04 【関西ネプコンジャパン・高機能素材Week大阪特集】ジャパンユニックス はんだ付けの難しさを解消 自動化技術を提案

新型卓上はんだ付けロボット「UNIX-DFRシリーズ」

 ジャパンユニックスは「難しいを簡単に。ジャパンユニックスの自動化」をテーマに出展し、はんだ付けロボットの専業メーカーとして培った知見や経験を生かした製品やサービスを紹介する。

 展示会では、はんだ付けの基礎から解説するプレゼンテーションやデモ機による実演でわかりやすく説明。製造現場の課題に寄り添いながら、相談や試作から量産支援まで一貫支援できる強みをアピールする。

 見どころの一つが、2026年度発売予定の新型卓上はんだ付けロボット「UNIX-DFRシリーズ」。工場やプラントなどの現場で使われる通信ネットワーク「フィールドバス」に対応した。温度やプログラムの実行状況などを可視化できる。さらに、外部制御2軸を備え、複雑な形状の基板や部品にも対応。部品回転や基板反転などの多様な動作を実現する。レーザーによるはんだ付けにも対応し、前機種の特徴を継承しながら、日常的なメンテナンスや操作性を向上させた。3タイプの発売を予定している。

 DFRシリーズは、進化するロボットだ。内蔵のソフトウエアを外部からアップデートすることができ、動きに変化を加えられる。「スマートフォン」のように活用できるのが特徴。

 次世代はんだ付け自動機ヒーターも提案する。ヒーターと加熱工具のこてを一体化した構造で、重い基板でも失敗しないよう設計されている。具体的には、300Wヒーターを内蔵した一体構造により、温度低下に即応できる。高速な立ち上がり性能と安定した加熱を実現したことも売りで、従来比で立ち上がり速度は7倍、温度の回復速度は2倍に高めた。独自の温度制御機能と最適化されたチップも採用し、従来型より高出力ながら50%の省電力化を達成できる。

 形状はスリムで、部品への干渉を最小化。電源基板やケースやダイカスト内の基板など、狭いスペースでの作業に適している。